基本の基本2007年10月01日 16時17分

装蹄師
 装蹄師の一団が来ると独特の匂いが漂います、何だろう?爪の焼ける匂い?
親方さんのもとで、若いお弟子さん達が黙々と働く姿は気持ちがよい。
私語が一切無くて、個々のやることを総て心得ていてテキパキと動いている。

 初めてのプライベートレッスンは徹底的に悪い所を治していきます。
緊張すると足に力が入ってしまう悪い癖を直すのに鐙を外しての速歩をしました。
 鐙から外した足の膝を軽く曲げて、足を少し開き加減にし、つま先を内向きにして太ももの前よりを馬につけると深く座ることが出来るし、お尻をどすん、ドスンと馬に当てないで乗ることが出来ます。
 鐙を外したまま馬を停止させる稽古(手綱を引っ張って止め無いこと)
 随伴が難しい、つい座骨で馬を押していまいます。
 
 疲れました、頭はもうろうとしております。
 記憶もあやふやです、今日は此まで。
 さぁ、私の本職である夕食作りの時間です。

吸血蝿2007年10月02日 13時33分

さしばえ
 お写真の四隅に画鋲のように止まっている蝿を<さしばえ>と言うのだそうです。
 定かではありませんが、インターネットで調べた所、お写真はありませんでした、馬や牛の血を吸う蝿で検索して此だと納得した次第です。
 昨日は今年一番の蝿の出撃でした。
 刺されると痛いので馬は尻尾で追い払おうとします、顔を何度もはたかれました。   私も憎らしい蝿を見つけると手で思いっきり叩くのですが、踏みつぶさないと手で叩いたぐらいでは死にません。
 悪賢くって、右側に人間がいると、サーッと左側に集中致します。
 私は馬のお腹の下を潜るわけにはいかないし、馬の顎の下を通るわけにはいかないし、馬の頭の方から遠回りして反対側に廻ります。
 上手くいくと一匹くらい叩き潰せます。
 「わんさかいる蝿に叶うわけ無いジャン、遅れちゃうよ」
と言われて、時間の経過を知ります、本当に憎らしい蝿です。
 神経質な馬は馬場でこの蝿に噛みつかれると、尻尾を振り回したり、足で蹴ろうとしたりするようです。
 私は何時もハーブで出来たスプレーを吹き付けてから馬場に出ます、余り長時間の効果はないようです。
 昨日のサンデーは先生に言わせると「4、5匹止まっても我慢しているよ。」
だそうで安心でした。

やっと見つけた2007年10月03日 13時35分

次郎柿
 去年はへた虫に沢山の柿の実をやられて、大きくなりかけた頃に、ぽた、ぽた、と落果してしまい、収穫が少なかったのです。
さて今年こそは食べたいものだと、見事な葉の茂り方に期待しておりましたが、お向かいの奥様に
「柿の実が今年は何もなっていませんね。」と
春先の小さな青い実が出来る頃に言われました、お二階のお台所から良く見えるのだそうです。
 そうなんです、柿の木の下の方から首が痛くなるほど探しても実を見つけることが出来ませんでした。
 其れでも、もしかしたら何処かに有るかも知れないと、夏の頃の害虫退治のついでに柿の木も消毒をして貰いました。
 今朝のことです、いつものごとく、柿の葉のレース状に虫に食われた所はないかと(ちゃ毒蛾、鬼オコゼが怖いですから)見ておりました。
 少し色づき始めた柿の葉のあいだに、やけに赤い所があります、カメラを覗いてみると柿の実が一つ成っているではありませんか。
 やった〜と、デジカメの望遠でパチリ。
 しかし、パソコンに取り込んで拡大してみると、どうも色が可笑しいです。
 多分近いうちに、ポタリっと落ちてくるかも知れません。
 熟したと言うより、へた虫にやられて、ぽた、ぽた、と地面に落ちている柿の実によく似た色をしております。
 夏の暑いあいだお休みにしていた次郎の調教師さんが見えました。
「次郎君少し太りましたね?」
言われてみるとポッテリしております、夏中あまりの暑さにお散歩をさぼっていたつけです、私も次郎も減量を始めなくては!

帰ってきた夏2007年10月04日 16時40分

サンデー
 昨日までの涼しさで夏と冬の模様替えをし始めましたのに.....
太陽が顔を出したとたんにこの暑さ!
 サンデーを洗い場に引き出してくる頃には汗が顔を伝います。
不思議なことに前の稽古の時に比べて差蝿の数がとても少ないのです。
顧問先生が「太陽が照りつけた時より、じめつく暑さの方が蝿が大量に発生する」と、おっしゃってました。
 今月は贅沢をしてサンデーを8回専用馬として申し込みました。
 良く癖の判った馬に乗れば余計なことに気を遣わず、自分の乗馬の上達に専心出来るかと思ったからです。
 顧問先生がおっしゃいます
 「何時でも同じように上手に乗れるわけではない、ぼくだって何回に一度くらい満足のいく乗り方が出来るくらいだから。」
 「出来なくて悩んでいると、ある日突然、ああ、こうだったのか!と、判る時が来るもんだよ。」
 乗馬ズボンのチャックが壊れてしまいました、もう6年は使っているズボンです、色あせてしまっています。
 奥さん曰く「外国の乗馬ズボンもWKKのチャックを使うと痛んだりしないのに。」

可愛い訪問者達2007年10月05日 14時28分

小さな友達
 HASの入り口はオープンになっているので、色んな方が訪れてきます。
「馬にのったことないんやが、どんな具合かな〜と思ってね」
と、昨日は初老の男性がクラブハウスの窓から乗馬風景を見ていらっしゃいました。
 自動車に乗ったまま駐車場でしばらく練習の様子を見ていく方が結構います。
特に涼しい季節には、見学者や体験乗馬の方がぐんと増えます。
 馬装をしている時でした。
「お馬ちゃんですよ」
「怖くないんだよ」
「こっちよ〜」
と、がや、がや、声がして、何だろうと振り向くと、保母さんに連れられて、二台の乳母車が山盛りの小さいお子さんを乗せて入り口に止まっています。
 半べそをかいた子もいました。
 小学生とか中学生は団体で来ることがありますが、こんなに小さいお客さんは始めてみました。
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