流れる2010年10月01日 07時36分

 一日中雨降りです、それに寒いこと一挙に冬が来たみたい、靴下をはいて、炬燵を出しました、未だ火は入れてませんが.......

 離れの洗面所の排水の修理にSさんがきました、ついでに大雨が降ると溢れてしまう池の排水の具合も見てもらいました。

 隣との境の側溝に羊歯が根を張ってドクダミが繁茂したのが原因らしいです。

 そう言えば此所は主人が亡くなってから一度も鍵を開けたことがなかった。

 Sさんに手伝って貰って袋一杯の草を取り、水はけが良くなりました。

 天国の主人もホッとしたことでしょう、水の流れを一番気にしておりましたもの。

揺らぐ心2010年10月02日 09時02分

 HASにつくとSさんがセサミの厩舎の前で犬と戯れていらっしゃいました。

 その姿が愛情一杯であまりに嬉しそうなので尋ねました
「お宅でもペット飼っていらっしゃいますの?」
Sさん
「前には飼っていました。死なれてから飼ってないの」

「偉いですね、良く止められましたね」
Sさん
「だんだんと変化に弱くなってきましたので、今度飼うとペットロスになるかもと心配で....」

 そうなんだ。
Sさんのように活発で明るい方でも心は歳と共に弱くなるんだわ。

 とみに変化に弱くなっている自分に納得です。

 厩舎にスプリントスターを迎えに参りますと、フィールドプリンスの厩舎の中で横になっている馬を女の子がさすっております。

 何時も控えめな方で厩舎を掃除してくれていて、あまり言葉を交わしたことはないのですが、心配で思い切って声をかけました。

「フイールドプリンスの具合が悪いのですか」
「この所食事をしてくれないのです」

「疝痛でも起こしたのですか?」
「そうではなく、元気が無くて食事をしないので、様子を見ている所です」

 心配が心一杯に広がります、練習が終わってから直ぐに馬房を訪れました。

 こわ、ごわ、近づくとフィールドプリンスは立ち上がって何やら口をもぐもぐさせております。

 元気になってくれると良いのですが.....

首を振らないと可愛い2010年10月04日 15時12分

ミッシェル
 雨です。

 HASにつくと真っ先に気になるのがフィールドプリンスのことです。
 アルバトロスの体温を測っていらっしゃったNさんに
「フィールドは元気になりましたか?」
Nさん
「ええ大丈夫ですよ、今日は餌も食べております、足の具合が悪いのがお腹の方に響いたようです」

 ああ良かった。

 黒砂糖を持ってお見舞いに。
何事もない顔でぼりぼり食べる様子にホッとしました。

 今日のフラットワークも先日に続いてミッシェルです。

 こう続いて同じ馬に当たると苦手などと言ってもおられません、
 F指導員を捕まえて藁にも掴む思いで
「ミッシェルの頭の振りをどう対処すればいいですか?」

F指導員
「手を動かさずに頭を固定し脚を使って前進させることです、馬に乗り手の方を集中させることです」

 良かった、先日他の指導員に質問したときのミッシェルの頭の振りは仕方がないですの答えと違って、真面目にこたえてくれて嬉しいです。

 全然頭を振らないわけではありませんが、許容範囲です。

 脚にも敏感に反応します。

 終わってみれば、うん?ミッシェルってなかなか可愛いじゃないの。

 の気分になっておりました。

 そうなるとミッシェルも鼻面を私の脇の下に突っ込んで思いっきり甘えてきます。

 馬って人間の気持ちに敏感なんだな〜

威力2010年10月08日 07時39分

 HASに着くとT指導員が広い方の馬場でエンシンピーヴィーを思いっきり走らせていました。
 
 駈歩は楽しいですが、あれだけの速さは競馬馬みたいで怖い感じがします、やれたらいいな〜と憧れますけど.......

 水曜日は生徒さんが溢れそうにきます、駐車場も満杯、洗い場も満杯。

 早めに着いて場所を確保しようと鞍を置いても、事務所で手続きを済ませている内に誰かの馬が入っている。

 今日は手入れの為の道具入れを遠くの方に放り投げられていたのには大人げないと思いつつ少しムカッとしました。

 顧問先生のクラスは自分で自分の為の課題を決めて集中出来るので嬉しいことです。

 今日の課題は騎座を太股の内側におくこと、鐙は足の親指の方に体重をかけて、馬の耳、頭、首、かた、に気をつけてハミを外されないようにする.......

 でもメインは何と言っても駈歩です。

 T指導員にスプリントスターは駈歩が出にくい馬だと言われて、私だけが悪いんじゃーないんだ、などと自分を慰めながらも最初の一歩が出ない。

 ところがです

 顧問先生の
「やすらぎさんキックして後退、もっと強く!」
その声を聞いた途端にスプリントスターの耳がピント立って、態度がガラッと変わります。

 私の目にもスプリントの上がっていた頭が曲頭したのが見えた途端に
「そこだ!駈歩!」
と顧問先生の声

 矢っ張り顧問先生は私の魔術師です。

 それからは気持ちの良い駈歩が続く。

 顧問先生の
「そこで鞭!」
「お尻を軽くして!」
「両足でキック!」
「馬の頭を下げないように!」
等という適切な指示があると快適な駈歩は何時までも続く。

 幸せな時間が過ごせました。

疲れました2010年10月08日 15時19分

 今日の馬はモデレート平成5年生まれです、私より若いけど結構な歳なのだそうです。
 いわれたことしかしない馬と言われました。

 つまり馬が思ったように行動しない時は乗り手が下手だと言うことです。

 小柄で胴がとても細いです、初めて乗る馬ですがスキシップは大好き甘えん坊でなついてくれます。

 動きは重い、他の馬に追いついて速歩をするには少し内回りで走りました。

 F指導員に注意されたのは
「やすらぎさん並足はきちんと定位置でお尻が軽いですが、速歩になると足が前に流れます、この馬は胴が細いですから気をつけて膝を伸ばし、もっと後ろの方で脚を使って下さい」

 なるほど、私の欠点を見事に指摘されました。

 洗い場の端の陳列棚みたいな所を自分の縄張りにしている猫です。

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