エリザベスカラー2014年02月01日 10時23分

 金曜日の朝の事です、次郎の目に異変を見つけ獣医に連れて行くように言われた。

 30分前に病院へ着くと、もう何人かが外の椅子に腰をかけていた、その中の着物姿の女性がナンバーを書いた手作りの紙6番を渡してくれた。
 
 次郎は車の中でグッタリと横になっている、この前来た時には外へ出たいと大騒ぎをしていたのに、犬の老化は急激です。

 次郎を抱いて中の待合にいる時でした、隣の椅子に腰掛けている方が話し掛けてきました。
「私の犬は15歳で腎臓が悪く週二回点滴を受けに来るのです。」と

 そういえばこの前来た時にお話しをした方は、食べてくれないので点滴を受けているという話しでした。

 次郎の診断はやはり老化による目の廻りの衰えで角膜に傷が付いているそうです、あれ?そうすると私の逆さ睫もきっと目の周りの衰えですよね。

 次郎は保護のためにエリザベスカラーをつけられました、点眼薬二種類、朝、昼、晩の三回。粉薬は朝夕二回、此で一週間様子を見るそうです。

 此のエリザベスカラーが問題です、パニックに陥ったのかガラ、ガラ,と引きずりながら庭中歩き回ります。

 障害物に突き当たると足腰が弱っている次郎は後退が出来ません「ヒューン、ヒューン」と鳴いて助けを呼びます。

 木の枝に引っかかっても、S O Sです、
 次郎の歩みが止まらずにお昼寝無し、獣医さんに夕方電話をしてしまいました
「夜寝る時だけでも此のカラーを外してはいけませんか」と、

獣医さん
「其れは飼い主さんの判断に任せるしか有りません、それ以上の目の損害を考えると私としてはつけていることをお勧めしますが…」

 夜中に起こされることを覚悟していたのですが、疲れてよく眠ったようです。

 今朝から無駄な探索は減り、カラーにも慣れたのでしょう日向で何時ものようにお昼寝もしています。

 様子見のため今日の乗馬はお休みしました。

 たっぷり昼寝した次郎は夕方から又徘徊が始まりましたがら、がら、とカラーを引きずる音がしております。

バジル2014年02月02日 20時43分

 朝のうちは小雨がしょぼ、しょぼと降り続いていて、(ああ、あ、昨日はよいお天気だったのにな〜)

 恨めしく空を見上げておりました、濡れるのは嫌だけど今日はどうしても乗馬へ行きたい。

 車のワイパーが払いのける雨粒を眺めても,馬に乗りたい決心は変わりません。

 HASへ着くと雨が止んでおりました、鞍を運ぶ頃には青空が見えてきました、雨降りだったお陰か嫌な空っ風も吹いておりません。

 でも単純には喜べません、馬がバジルなのです、もう苦手中の苦手、動いてくれない記憶しか有りません。

 惨敗です、H指導員が言いました
「バジルとラスモアはチャンと乗り手を見て、この人なら此くらいで良いかと狡するのです」

 今度バジルがあたったら乗るのを止めます。

 バジルは良い子なんですよ、とっても優しいし、たっぷり甘えてきます。
 でも私が甘チャンで有ることをもうインプットされているのです。

 身体も、心も、よれ、よれ、に疲れ果てました、久しぶりに腰が痛い、ピップエレキバンの登場です。

不思議ですね〜2014年02月12日 18時44分

HASのくろもち
 お天気も良いし風も無い、素晴らしい乗馬日より。

 中にお葬式を挟んだせいか何だか久し振りのような気がいたしました。

 今日の馬はアクセス、所がです隣の洗い場にマイネルブラウを入れられてしまいました。
 ブログでお聞きしていたので気が気ではありません。

 頭絡を着ける時には無口を外します、頭がフリーになるその時には、隣のマイネルから気を反らそうと緊張をしまくりました。

 でも、でも、

 アクセスはお隣さんを無視しております、あれ?今日は温和しいジャン、私のことが好きなのかしらん?

 と、いい気になっておりました….

 馬場に出て直ぐにマイネルは足が痛くて退場してしまいました。

 人間には気がつかない事でしたが、アクセスにはマイネルの体調が良くないことが判っていたのではないでしょうか?

爽快な気持ち2014年02月13日 07時11分

 日本晴れで風が無く暖かい、Tシャツだけなのに汗が出て腕まくりです、手には長鞭、やる気満々。

 馬は乗り手の体調や心をお見通しです、私の臆病な気持ちが引っ込むと、顧問の声が聞こえなてこない遠くにいても駆歩をしてくれました。

 「馬の両耳が温和しく前を向いている時には乗り手を無視している状態で、馬が勝手な動きをしても可笑しくない危険な状態」
と常日頃顧問はおっしゃいます。

 脚に、ゼッコ、声かけも忘れず、ただ蹄跡だけを走らせるでなく変化をつけた乗り方をするように。

 馬を出してから走らせ、止めて、止めて、と乗ら無ければいけませんが…

 自分より馬が前に出る状態??
此が自覚できない。

 終わってから、
「少し判ったようだね」と言われ嬉しさで心が軽くなる。

 怪我をする前のお転婆感覚が戻っていた今日の乗馬、早く馬を褒めて上げられるよな乗り方をしたい。

小雨の夜2014年02月15日 11時08分

 終日雨の日でした。

 次郎の飲み薬は未だ有りますが、目薬は中々目を開けてくれなくて失敗が多く足りなくなってきた。

 4.5日前からしきりに痒がってエリザベスカラーの上から掻こうとしております。

 次郎を抱いていては傘を差せませんので、乗馬用のレンコートを着てフードをかぶり,次郎は厚手のバスタオルで包み獣医さんへと向かった。

 先日は注射された時に癇癪を起こして、お医者さんに噛みつこうとしたけど、今日の次郎は私にもたれたまま温和しい昔の次郎さんでした。

 体重計に乗せると去年7.2㌔だったのに,今は5.2㌔、抱きかかえても骨をそのまま感じます。

 お医者様は
「目蓋の手術をすると簡単に治るけど、高齢なので何が起こるか判らない、長く掛かるけど今のままで様子を見ましょう。」
との診断です。

 しかし保険のきかない次郎の治療費は一万円前後かかります、大変に痛い老、老介護です。

 夜になっても雨はシト、シト、と降り続いております。

 最近の次郎は大嫌いだった雨の中に平気で出ていきます、自由にさせておくと、雨に濡れながら庭の片隅で横になっているのです。

 風邪を引かれたくない。
 試しに洗濯機の置いてある土間に寝床を移し、次郎を寝かしつけてバスタオルを上に掛け、入り口の戸を締めてみました。

 夜中に一度外へ出られないよ、と騒ぎました、戸を開けてやると、雨の中へ、とぼ、とぼと出ていきました。

 私は半纏を着て靴脱ぎ場に腰掛けて待っていると、トイレを済ました次郎は10分ほどして軒下の水飲み場へ戻ってきて、がつ、がつ、と水を飲み始めました、よっぽど喉が渇いていたのですね、

見守って居ると嬉しい事に私の傍の寝床の方へやって来ました、土間は暖かく濡れないと理解してくれたのでしょうか。

 びしょ濡れの身体をタオルで拭き上げて,暖かい上掛けを掛けてあげるとそのまま寝てしまいました。

 野生児の次郎としては外気と遮断した場所で朝まで寝るのは初めての経験です。
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