古希と乗馬

幸様の枠
　W556珍発想で作る枠

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　カーテンを開けると飛び石の上に雀が毛を膨らまし蹲っておりました、良く見ると子供のようですが親が居ません。

　暫く窓越しに見ておりました、時々そこらを突いてはジーッと蹲っております。

　朝食の後、未だ居ます、が、親が来た気配無しで声も聞こえません。

　気になりますが脅かさないように様子を見ておりまして１０時過ぎに庭に降りてみても逃げ出す様子がないのです。

　餌をやろうかしら？
喉が渇いてないかしら？

　余計なことをしないのが一番、もっと小さかったら確保して温めて餌をやって育てたことがあるけど...

もう殆ど成鳥に近いし...
三郎は見向きもしてないし..

迷って、お掃除が済んでもう一度覗くと,その雀はひっくり返って死んでおりました、蟻が全身にたかっておりました、近くに大きな蟻塚です。

　可哀相に、涙がにじみ出ます。