古希と乗馬

洗い場ですれ違うとき顧問に言われました
「やすらぎさんスランプを抜けたようだね」

　え？
と振り返った時には顧問は後ろ姿。

　喜びが這い上がってくるには少し時間がかかりました。

　やっと、やっと、馬に乗るのが怖くなった、自分の言う事を聞いてくれているという瞬間もある。

　それと顧問はもう一言、
「今度は綺麗に乗ることを学ばないとね」

今日は若いお嬢様が一緒に練習いたしました、この馬に乗って..

矢っ張り何方かと一緒の練習は楽しいです。

　練習場からブラウを曳いて帰るときでした、Ｔ氏が飛んできて
「やすらぎさんの血液型は何ですか？」

　馬場傍の木陰の楽しい団欒コーナーで血液型の話題が盛り上がったのでしょうね、ちなみにお集まりの皆様はＯ型とＢ型なのだそうです。

　空気が乾いてきてその上風が出てきたので爽やかな日です。

　それでも早朝の馬場は風が無かったせいか、たっぷりと汗をかきました。

　大家族の初級馬場はＴ指導員が体調を崩して替わりにＷ指導員でした。

　馬はセイビア。

　噂には聞いておりましたが温和しくて良く動く馬です、反動も少ないですし...

　涼しくなってきますと早起きしてたったの一鞍乗るだけというのでは物足りなくなって参りました。