古希と乗馬

Sachiさんの枠

W1195

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　私のプリウスが車検になって代車にダットサンを貸してくれました。

　夕食の買い出しに行来たくてもダットサンを運転をする勇気がない、其れでバスに乗って食材の買い出しに駅まで出掛けました。

　バス停で首を長くして待つ事の長い事、一〇分で来るはずなのにとイラ、イラ、バスは二台続けてやって来ました、何処かが渋滞していたのでしょう。
　バスの中は温かくて快適でした。


　久し振りの人間社会への仲間入りです、今日の私は日頃の私と違って沢山の方達とお話してきました。

　特に、デパート前の広場にHASのコーナーを見つけたときの嬉しさ、思わず駆け寄って、あまり話した事もないHASの男の子と、ポニーのピノにご挨拶しておりました。

　白髪頭の老婆が嬉しそうに馬と戯れているので、物珍しそうに寄ってくる方達に、頼まれもしないのに乗馬の楽しさの宣伝をしゃべりまくっておりました。

　帰りは両手にいっぱいの買い物袋をぶら下げて贅沢にタクシーです、運転手さんが感じの良い方で、長年建築現場の大型機械の運転をしていたそうです。

　駅前に入っているクレーン車を指さして
「あれくらいの大きさの工事車なら一五階以上のビルが建つね」
と、言ってました。

　タクシーを降りるときに、主人に言われた通りに少しの小銭をプラスして渡したところ

「いや〜申し訳ない、今頃こんな事をする人は居ないよ」
と、いたく感謝されました。