馬の目2008年12月21日 13時47分

グレー
 ラジオの放送によると午後から雨が降るらしい、それも土砂降りだとか......

 叱る人は居ないけど師走の雨降りに乗馬に行って風邪をひくのは矢っ張り拙いです。

 朝食後HASに電話して
「勝手なお願いですが、もし空きがあったら、午後の初級駈歩クラスを午前の初心者駈歩クラスと替えて下さいませんか?」

 時間を変えても良いいという。

 大忙しで片付けを済まし、日焼け止めを塗って乗馬服に着替え、炬燵の火、戸締まり、暖房は?
と駆けずり回って、さて車のところに行って気がついた。
 もしかしたら眉毛の補修をしてなかったのでは??

 それほど慌て山でした。

 洗い場に「グレー」が繋がれていた。
サラブレットではない、西部劇に出てくるという馬です。
 目が一寸変わっている馬。
 写真を撮ってみました。
見慣れないせいか、矢っ張り白目が無い方が可愛いように感じます。
 性格は可愛いのです、足が未だ痛いらしい......

 今日の馬は「バグー」前回は全く馬鹿にされて、首を振り上げられっぱなしでした。

 頭洛は最初から諦めて指導員に着けて貰いました。

 初心者クラスは私一人、プライベートレッスンになりました。

 楽しかったですね〜

 バグーは一度も首を振り上げないし、何でだろう?今日は優等生です。

 駈歩も素晴らしいと褒めて頂いたし。
 バグーの軽速歩はリズムが取りにくいと記憶していたのに、問題なしでした。

 バグーの良い一面を見せて貰った時間でした。

 「私はバグーでないと乗れないのよ」
と、おっしゃっていた一人の友人の気持ちに納得。

お鍋を焦がす2008年12月25日 17時39分

ジルバの目
 昨日はお炬燵に入っていて、やけに焼き芋の匂いがしてくるな、お隣さんからかしら?

 と、ノンビリ考えていました。
 其れでも気になるのでお台所に入って吃驚。

 時間をかけて作った野菜のポタージュのお鍋から煙が出ています。

 そんな馬鹿な!
 絶対止めたわ!

 でも実際に、お鍋の底は真っ黒けです。

 いままで一度もお鍋を焦げ付かせたことのない私には大ショックです。

 あ〜あ、とうとうまだら惚けが始まったか.....

 昨夜は食欲もないし、色々考えて眠れませんでした。

 今朝起きて気を取り直し、しでかしたことは仕方がない、さてどうやってこの分厚い焦げ付きを取ったら良いのだろう?
 タワシではもちろん駄目、クレンザーなんて何の役にも立ちません。

 ネットで調べました。
重曹をタップリと焦げ目に振りかけて、グツグツ煮立ててそのまま数時間放置する。
 と書いてあります。
主人の要求で重曹は沢山買い置きがあります。
思いっきり沢山の重曹を鍋に入れて、暫く沸騰させて、
 その後、気分転換に今年最後の乗馬に出かけました。

 もちろん何度もガスの栓を止めたか確かめました。


 今日もジルバです。
気分爽快、まだまだ惚けるには早すぎる。

 練習が終わって、馬から下りて歩きかけた時です、一頭置いて後ろの馬が暴れ出しました、女性の悲鳴も一寸聞こえました。

 昨日も馬が暴れて二人落馬して、ライフタイムとバグーが馬場を気持ち良く走り回ったと聞いておりましたが.....

 ジルバをチラッと見ると落ち着いた目で見返してきました。
「大丈夫だよ、無視しようね」
と話しかけながら何事もなく引き上げました。

 さて、問題の焦げ付きは?
半信半疑で、ステンレスタワシで磨き始めました。

 たやすく取れたとは言えませんが、時間をかけてこすると元のお鍋の地肌が表れてきました。

 困ったことに外側の無惨な黒い色が取れません、外側ではお湯を入れて煮立てることもかなわないし、これは明日考えましょう。

おまけの最後2008年12月29日 09時13分

ビギナース馬場
 誰もいない大晦日、空は綺麗に晴れ渡り風もなく、庭からは小鳥の声が聞こえてくる、平和です。

 仏壇にお詫びしてから、乗馬に出かけました。

 今年の残り時間は後三日、それでも馬に乗る、やはり心にやましさが忍び寄ります。

 暇人は私一人かと思っておりましたのに、初心者馬場にも、事務所で申込用紙を書く人も大勢います。
 
 主婦らしき人も、子供連れも、ご夫婦も、勿論うら若きお嬢さん達も、本当に今日は12月28日なの?

 大掃除は?
 おせち作りは?

違う世界に来たみたい......

 そんなことに頭悩ます私は矢っ張り古希の人。

 
 飛び入りのレッスンでしたが、バグーを当てがってくれておりました。

 時間が少し早めでしたから、空いている所に鞍や頭絡、道具一式を置いて、その場所の汚れを綺麗にお掃除して、事務所に申し込みをして.....

 さてバグーを連れてこようかと戻って参りましたら...
何と、何と、ディーノがその場所に入っているではありませんですか。
 手入れが済んだら空けてくれるのかな?
と、期待して待っていましたが、馬を囲んで井戸端会議が始まりいっこうに空く気配がありません。

 その場所に置いておいた私の道具、鞍など、総てを移動しても素知らぬ顔です。

 洗い場の一角に人の鞍が置いてありましたら、場所取りをしていると考えるのが暗黙の了解だと思っておりました。
 

 無口を付けて馬房から移動の途中でバグーは私の衣服を銜えようとして歯が皮膚まで届いてしまいました、つねられた程度の痛さです。

 指導員
「そんなときは、このやろー!と、どやしつけなくては駄目ですよ。」と笑って警告です。

 腕は少し痛いし、場所取りの不愉快さもあって、優しい気分になれず、つんけんと手入れを済まし、苦手中の苦手バグーの頭絡を駄目で元々と付けてみました。

 バグーは頭を振り上げることもしないで、すらすらっと他の馬同様の素直さで付けさせてくれました。

 通りかかった指導員
「出来たではないですか」
 
 私は満面笑顔で
「うれしい!バグーが頭絡を付けさせてくれるなんて、夢みたい!」

 いつもは届かない位地に頭を上げられたり、はみを咬むまいと歯を食いしばったり、腕を振り払われたり、お手上げで先生付けて下さいと、お頼みしていたのに。

 馬は心が読めると改めて再認識です。

 駈歩レッスンは気持ち良かったな〜
「流石ベテラン」
と、指導員に褒められましたが、バグーのお陰です。

 バグーのフアンになりそうで、困ったものです、彼は人気があるそうなので、私はもっと人気のない若い馬を探さなくてななりません。
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