古希と乗馬

　姫街道に入った途端にお腹が（ぎりっ）と痛み出しました。

　コンビニに飛び込もうか、でも、もう少し我慢、がまん。

　HAS の駐車場へ滑り込み......

「ガタン、ギリギリギリ.....]

駐車場の鉄の柵が降りているのに気がつかず、又やってしまいました。

　トイレには間に合いましたけどね。車の傷より此方の方が重要です。

　始終お腹のゴロゴロと腹痛は収まらず、皆さんの楽しそうな乗馬を指をくわえて見学です。

フリー乗馬のコーナーと一番広い馬場とを二つ同時に顧問先生は教えていらっしゃいました。

　私は顧問先生が移動する度に金魚の糞のようにくっついて歩いておりました。

　何か少しでも自分の身につけたいと、

　矢っ張り自分に直接教授を頂くようには参りません、右から左へと、ぽん、ぽん頭の中を通り抜けていきます。

*****
　お腹も少し収まったし、帰りはT板金やさんへ車を持っていきました。

　板金やさんは明日から１６日までお盆休みだそうです。

　私の大好きな若大将は
「代車はあるけど、一寸此の黄色い派手な傷を目立たなくして上げますから、慣れた車の方が乗り心地良いのではないですか？事務所で一寸待っていて下さい」

　事務所のトイレを借りている間に、何処に傷があるのか判らないくらいに目立たなくしてくれました。

　有難いことです。

　小さな凹みはカナダへ旅行中に修理してくれるそうです。