古希と乗馬

　矢っ張り乗馬は心身共に私には欠かせない。

　主人がお出かけするのももどかしく乗馬服に着替えてＨＡＳへ出かけました。

　工事中、バスが停車場で止まるたびに、前の車は40㎞の所を30㎞で走っている........

　早く、早く、と苛つきながら、ぎりぎりの時間に到着。

　友達
「私がやすらぎさんより早く着いてるなんて初めてよね（笑）」

私
「主人が出かけてから慌てて出発しても、これ以上は早く着けないのよ」

友達
「あ〜ら、私は主人を置いて出かけてきたわよ（笑）」

　一寸羨ましいことです、若い方は其れでも良いでしょう、が、私は矢っ張り気が引けて実行出来そうにありません。

　二週間乗っていなかったので、少し心配しておりましたが、身体は覚えていたのです。

　大好きなジルバの従順なこと！

　終わってから顧問先生が
「楽しんでいたじゃー無いか、馬とも会話出来たようだし」
と、シャンプーで濡れた頭を撫でてくれました。

　そうなんです、楽しかったな〜

　肩こりも、腰痛も何処かに吹き飛んで、信じられないことに頭痛まで治ってしまっているのです。

　二日前は暑さに叩きのめされて、一瞬お守りのように持っている安定剤ソラナックスを飲もうかな？

　と言う誘惑を覚えたのですが........

　今は快い疲れと爽やかな心に満たされて、庭の方から吹いてくる風が心地好い。

　クーラーなんかお呼びではありません。