時の過ぎゆくままに2009年04月20日 20時21分

わたげ
 一日がながーく感じた白内障の手術後の毎日、よくぞ気が狂わなかったことか(大げさ)
 埃の多い外出はお勧め出来ない。
 目が疲れるので、パソコン、テレビはほどほどに。
 眼鏡が合わないので本は読めない。
 気分が落ち込んでも馬には会えない。

 無い無いづくしの終わりが近づいた土曜日が最低でした。

 ストアーで買い物をしている時にグレーの背広に茶系の替えズボン姿で不慣れな様子で買い物している主人そっくりの老人が目に留まりました。
 顔はそんなに似てないのです、頭の形とか前のめリでせかせかと歩く所とか買い物なんて男のすることではないと顰めっ面している所とか.........

 ついストーカーのように目が追って、買い物の手伝いをしたくなりました。

 そのお年寄りがチーズ売り場に寄って嬉しそうにチーズを選び始めた時、(主人の大好きなチーズ!)

 もう駄目でした、涙がドット溢れてきて止まりません。

 家に帰っても心は動揺したまま、涙も止まらず、息子に見られてしまいました。

 心配そうにしてましたが幸いなことに問いただしては来ませんでした。
 聞かれても何と答えればいいのでしょう、
「お父さんも生きていたらあんな風に買い物してたんでしょうね〜、可哀想で、可哀想で、」
 そんな訳のわからないこと言って馬鹿みたいですよね?

 「家にばかり居るから落ち込むのだよ」
と言う息子の言葉に従うことにしました。

 今朝はトイザウルスで孫達のお土産を買ったり、孫達に会いに行く為の汽車の切符の購入をしました。

 午後からは木下病院へ次郎の狂犬病の予防注射をしに連れて参りました。
 2時間半も待ったのです、凄い込みようです。

 大人しく待たせる為に病院の周りを散歩させました、遊園地ではタンポポが沢山綿毛に変身しておりました。

 犬を連れた方の側に座ると
「可愛い犬ですね〜」
と、ご自分の犬を次郎に近づけようとします。

「済みません、この犬凶暴なのです、鼻に皺を寄せたら噛みつく合図ですから気をつけて下さい」

 意地悪なようですが、洋犬と違って柴犬は友好的ではないのです。
 ハクビシンを3匹も殺した前科を持つ犬にはとても見えないようで困ったものです。

 隣に猫を連れた方が二人で話していらっしゃいました。
「野良猫を拾って育てていたのですが、腎臓を悪くしましてね」

「あら家の猫もそうなんですよ、点滴をして貰うようになってから食欲が出ました」 

 病気しない次郎は有りがたいことです。
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