古希と乗馬

　今日は雨の予報でした、土砂降りなら止めるべきかな〜
と、昨夜から迷っておりました、だって夜は篠着く雨というのでしょうか、天でバケツを引っ繰り返したような激しい雨でした。

　ＨＡＳに着いて暫くすると雲が晴れ上がり、綺麗な青空が広がってきました。

　顧問はオランダ（アムステルダム）とドイツの（ハーツ）の三カ所に教えに行っていらしたそうです、お土産に美味しいチーズと焼きニンニクを頂きました、チーズ大好きだった主人の仏壇へ飾る前にチョビット味見をしてしまいました。

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　暫くぶりに鞍箱から出してきた鞍から靴から頭絡から総て見事なまでに白い黴びだらけ。

　そのつもりで早く来たのですが...それでも吃驚するような汚れ方です､無理もない落馬した時のままですもの。

　その時の様子が少しだけわかりました。
馬がダ、ダ、ダ、と後退してきて勢い余って尻餅をつき、私は滑り落ちるような形で落馬したようです。

　落ちた時に私がおかしな事を言ったので、看護婦さんでもある馬友が心配してくれて、救急車を呼んだ方が良いのでは、と進言してくれたとか...
　その友達に感謝しなくては、「外傷性くも膜下出血」で、ＣＴの画面には黒い脳内を白い筋が縦に細く写っておりました、専門知識って凄いです。

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　凜は頭絡もプロテクターも特別です。それほど小柄なのです､しかし賢くて真面目。

　馬上で考えた事は（矢っ張り此所は心が安らぐ最高の場所　だわ）

　今日は乗るだけで満足と考えていたのに、顧問が長鞭をかしてくれて、軽速歩も気持ち良くすることが出来ました。

　もう私の大きな笑顔は広がる一方です、乗馬を続けることが出来ると、幸せでした。