古希と乗馬

　顧問に教えて貰った「凜」大きい馬場では初乗りです。

　頭絡は私のでは大きすぎ凜専用のを使わせて貰います。
それと鞍がクルッと廻りやすい体型だとかで,もう一つ帯を前橋に付けました。

　鞭無しの拍車だけです。
　
顧問
「今日はお見合いのつもりで楽しく乗ってくれ」
「未だ若い馬なので、難しいことは出来ないけど、性格が良くて真面目な馬､きっと楽しいと思うよ」

　軽いです、真面目に私の要求を理解してくれて...

　お利口なサラブレットのように、顧問の声だから動く、脚の弱い貴女は無視よ､という事はいたしません。

　脚まで入れる必用はないようです、顧問が何時も仰有るように「下腹部を緊張させて、膝、脹ら脛、と緊張させる」ともう判ってくれて行動いたします。

　こんな素敵な馬に出会えたのは､本当に、本当に久し振りです。

　小さい馬に乗るなんてかっこうわるいな〜、との、僻み根性はどっかに消えております。

　顧問に教わったように、上手に発進できたら、止めては一秒間停止、褒めてやる。

を繰り返しておりました。

　クラスが終わってから、乗馬仲間に
「今日は気持ち良く走っていたね〜」
と、言われ、心身共に満足です。