寺施餓鬼2015年07月10日 08時14分

 お盆前は慣れない事で大忙しです、記憶帳を引っ張り出して来てしきたりを調べます。

 先ず、内施餓鬼があります、外出には自信がなかったので、長男夫妻に行って貰いました、私が生きている間は忙しい息子達に迷惑を掛けたくないと思っておりましたが、気持ち良く行ってくれました。

 今日の寺施餓鬼はゆっくりと歩いて自分で行くつもりです。

息子には
「何時でも言って下さいやりますから。」と言われてましたが..

 本当に外を歩けるの?と、一寸不安ですけれども、矢っ張り
出来る事は自分でやるのが惚け防止になると思っている頑固婆
です。

 時間が近づくと小雨降る中をあの切り通しの坂道を歩ける
だろうか?元気な時でも息切れがするのに...

 姉が死ぬ直前も、転んでくも膜下出血、その後すぐに続いて
転んで痴呆になってしまったんだわ...

 お経が済んでから、お寺さま迄タクシーの往復で行った方が
今の自分には良いのではないか、と、弱気が囁きます。

 何時頃お伺いすればお寺様のご迷惑にならないのか、御電話
をいたしました。

住職様の奥さまが
「今日は、車の出入りが多くてタクシーが入れないかもしれま
せん、お塔婆はお預かりしておきますから、送り火の時にでも、
いらしたら如何ですか?遠くの方にはそんな方も大勢いらっしゃいますから」

 助かった、その頃にはいくら何でも脳味噌も定位置に落ち着
いている事でしょう。
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