古希と乗馬

　シミ、シミ、シミと芝生にふる静かな雨の音、網戸を通って来る風に、涼しいな〜
と、感激して目を覚ましました。

　狂気の熱風を追い払ってくれた雨。

　久しぶりに外国から帰国なさった顧問先生のレッスンの日にこの涼しさ、何とラッキーなのでしょう。

　ＨＡＳにつくとその雨は半端でない、土砂降りに変わりました
あれはもしかしたら遠雷の音？

　事務所の電話は鳴りっぱなしで、どうもキャンセルの方達のようです。

　顧問先生の予定表にびっしりと書き込まれている生徒さん達の名前の数も

　実際の練習の時には3人になっておりました。

　ハミ受けを習いました。

　右、左、右と合図お送り、馬が判ったら、褒めてやる。　

　アルバトロスは上手にハミ受けをして素敵な首の線、手綱がすっと軽くなります。

　横歩きも上手です。

　駈歩も出ました。

　少ない人数で贅沢な時間を過ごしました。

　しかし、レンコートを着ていても濡れ鼠になり、ズボンはおねしょしたみたいにグッショグショ、椅子には座れません。